2004年12月16日
ポリオレフィン 国内向け出荷が盛り返す
11月は3樹脂揃って前年比プラスに
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 ポリオレフィンの11月の国内向け出荷量は、3樹脂全てが前年同月を上回った。3樹脂揃っての前年同月超えは3カ月ぶり。昨年11月は全樹脂が前年同月を下回ったが、今年は逆の現象となった。PSも含めると汎用4樹脂全てが3ヵ月ぶりに前年比プラスとなった。
 
 もっとも、伸び率は樹脂によって大きく異なる。HDPEは1%増にすぎず、LDPEも2%の微増にとどまっているが、PPは9%もの増加となっている。PPの大幅増はパレット・コンテナー、OPP、シート向け等が大きく伸びたことによる。LDPEは、加工紙向けの需要の回復が効いて3ヵ月ぶりの前年同月超えとなった。HDPEは、薄肉・強化フィルムの需要の好調持続によって前年同月超えの記録が12ヵ月に延びた。
 
 一方、輸出は全体に不振だった。LDPEはかろうじて前年同月並みとなったが、PPは2%減となり、HDPEは44%もの縮小となった。中国をはじめとしたアジア地域全体の市況が下降線をたどったことと、輸出余力が一段と乏しくなったことが要因と見られる。
 
 こうしたことから、出荷トータルはLDPEが2%、PPが8%それぞれ前年を上回った。HDPEは輸出の大幅減が響き6%減となった。PPは出荷トータルが11月単月では史上最大規模となった。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/12164jusi.tif