| 2004年12月20日 |
| タイ・TOCが第2エチレン装置を完成 |
| タイのエチレン総生産能力は226万トンに |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
タイのエチレンセンター会社の一つであるTOCは、かねてからマプタプット地区で第2エチレンプラントの建設工事を進めていたがこのほど完工し、操業を開始した。 第2号機の設備能力は年産30万トン。使用原料はエタン。この結果、同社のエチレン生産能力は第1号機と合わせて同68万トンとなった。現在は、原料エタンの供給能力が不足しているので既存の第1号機の稼動率を最低限まで落としており、したがって実際の総生産量はさほど増えていない。しかしエタンの第2セパレータの建設工事が今週中にも完工する模様なので、早ければ来週にも第1、第2号機ともフル稼働入りすることになる。 これによって、タイにおけるエチレン生産能力は7基合計で226万トンとなった。タイでは、かねてから背さんされるオレフィンの多くがエチレンセンター自身もしくはグル−プ企業が手がける誘導品向けに消化されている。今回のTOCの第2号機で増産されるエチレンも過半がこの10月から本格操業に入ったNPCの年産25万トン能力のHDPE設備に向けられると見られている。このためわが国の大手商社の多くは、TOCの国外への当面の輸出量は最大でも10万トンと予想している。 |