| 2004年12月20日 |
| ポリオレフィンの出荷、1〜11月計は全て前年超え |
| HDPEとPPは国内向けが5%台の伸びに |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィンの出荷の今年1〜11月の累計は、3樹脂全てが前年同期を上回った。LDPEとHDPEはともに1%台の伸びにとどまっているが、PPは5%強の高成長を遂げている。12月に入ってからも大きな変化は現われていないので、今年の総出荷数量が前年を上回る公算は極めて高いと見られる。 ポリオレフィン3樹脂のうちのポリエチレン2品種の伸び率は、LDPEが1.2%、HDPEが1.5%といずれも低い。ただし、国内向け出荷の伸び率は同じポリエチレンでも大きく異なる。LDPEは1.7%増にとどまっているが、HDPEは5.5%もの伸びを遂げている。 LDPEの場合は、フィルム用が3.8%増、加工紙用が3.3%増とともに順調に伸びた反面、射出成形用が3.0%、電線被覆用が13.1%それぞれ縮小したことが響いている。対するHDPEは、最大消費品種のフィルム用が4.0%増と当初の関係者の予想を大きく上回る伸びとなったのに加えて、射出成形用が12%増、中空成形用が9.7%増とともに大幅な拡大を遂げたためトータルでも最近ではめずらしい高率伸張となっている。 しかし、そのHDPEも輸出が18.0%もの減少となったため、出荷トータルではLDPEと同様の1%台の低成長にとどまる結果となっている。ちなみにLDPEの輸出は2.9%減である。 一方のPPが高い伸びとなっているのは、国内向けが5.9%もの大きな伸びを遂げたのに加え、輸出が0.3%増となって前年並みを維持しているため。国内向けでは押出成型用の10.2%増と射出成形用の6.4%増が特に目立つ。射出成形用の中ではコンテナー・パレット用が21.5%もの伸びを遂げている点が注目される。 各樹脂の出荷の1〜11月累計は以下の通り。単位はトン。カッコ内は前年同期比。 【LDPE】 ▽国内向け 1,479,660(101.7%) ▽フィルム用 254,146(103.8%) ▽輸出 192,093( 97.1%) ▽出荷合計 1,671,753(101.2%) 【HDPE】 ▽国内向け 924,146(105.5%) ▽フィルム用 330,001(104.0%) ▽輸出 148,610( 82.0%) ▽出荷合計 1,072,756(101.5%) 【PP】 ▽国内向け 2,447,639(105.9%) ▽射出成形用1,427,526(106.4%) ▽輸出 277,009(100.3%) ▽出荷合計 2,724,648(105.3%) |