| 2005年01月05日 |
| 化学品の輸出、昨年11月も過半が前年割れ |
| 1〜11月の累計は逆に多くが前年超えに |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
化学製品の昨年11月の輸出通関数量は、主要品目のうちの過半が引き続き前年同月の実績を下回った。 化成品・溶剤のうちEG、フェノール、アセトン、MEK、酢酸などが前年比50〜60%台まで落ち込んだのに加え、合成樹脂の多くも前年割れとなった。これには、中国の買い控えが大きく影響していると見られている。 反面、オレフィン、EDC、酢ビ、VCMなどは大幅な伸びを遂げている。アジア地域全体の需給の逼迫に伴うスポット市況の上昇を睨んで輸出ドライブをかける企業が多かったためと見られる。 一方、1〜11月の累計は多くの製品が前年同期を上回っている。EDC、アセトン、酢エチなどの伸びの高さが目を引く。前年同期を下回った製品もそのほとんどが小幅な縮小にとどまっている。昨年の化学業界の業績の改善に輸出の拡大が大きく寄与したことがこうした点にも端的に表れているといえる。 国内の需給に大きく影響する主要化学製品の11月における輸出通関数量は以下の通り。単位はトン。カッコ内は前年比。右は1〜11月の累計。 ▽エチレン 27,401( 74.6%) 276,935( 96.3%) ▽プロピレン 44,026(203.6%) 323,300(109.8%) ▽ベンゼン 32,502(228.9%) 259,570(110.6%) ▽PX 177,329(137.2%) 1,825,358( 98.4%) ▽SM 124,762(126.8%) 1,225,934(115.0%) ▽EDC 18,732(210倍) 85,863(470.6%) ▽VCM 51,415(165.6%) 670,714( 97.6%) ▽EG 10,659( 59.3%) 165,515( 93.1%) ▽フェノール 6,531( 56.0%) 79,182(113.6%) ▽アセトン 6,839( 66.2%) 70,145(195.8%) ▽MEK 8,962( 69.6%) 112,396( 79.5%) ▽酢酸 2,896( 64.6%) 53,130(113.3%) ▽酢エチ 2,073(109.0%) 28,654(153.9%) ▽酢ビ 6,426(178.3%) 96,735( 97.3%) ▽TPA 50,403( 96.5%) 536,243(103.8%) ▽AN 13,808(130.8%) 172,986( 93.1%) ▽TDI 18,500(110.2%) 172,241(117.7%) ▽MDI 8,607( 88.3%) 87,859(104.1%) ▽カプロ 19,732(126.1%) 242,977( 97.4%) ▽LDPE 19,012(103.2%) 212,713(102.3%) ▽EVA 8,795(127.0%) 84,228(114.6%) ▽HDPE 14,349( 77.6%) 178,623( 84.8%) ▽PP-H 25,530(112.7%) 289,254(108.4%) ▽PP-C 8,361( 97.8%) 94,870(101.7%) ▽PS 8,949( 98.7%) 104,117( 83.6%) ▽PVC-H 49,207( 85.8%) 635,689( 94.9%) ▽ABS 18,040( 93.7%) 237,204(106.5%) ▽PMMA 5,274( 87.3%) 66,617(122.0%) ▽POM 6,686(119.1%) 82,694(118.6%) ▽EX 5,730( 96.4%) 67,953(110.8%) ▽PC 17,281( 92.05) 200,803( 98.1%) ▽PET 5,450(139.3%) 50,281( 94.8%) ▽PA 7,382( 82.2%) 95,653(103.4%) |