2005年01月21日
極東でエチレンのスポット価格が再騰
2月渡し分がトン1,000ドル強に
【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、市況)
【関連企業・団体】:エクソンモービル

 大手商社筋によると、極東でエチレンのスポット価格が再び急上昇しはじめた。

 最大のエチレン輸入国である台湾の石油化学企業やトレーダー筋が今週に入ってから契約しているCFR価格の平均はトン当たり1,030ドルとなっている。1週間前に比べると70ドル前後のアップとなる。昨年12月下旬に1,000ドルの大台を割っていらい約1ヶ月振りの1,000ドル超えである。

 、ここにきてエチレンのスポット市況が反騰してきた要因について、大手商社の多くは、アジア地域でエチレンセンターによる春の定修が相次いでスタートする時期となってきたため先行きの需給に対する不安感が市場全体に広がってきたこと、米・シェル、マレーシア・タイタン、シンガポール・エクソンモービル--等が連続してプラントトラブルを引き起して現実の生産量が縮小してきたこと--等が大きく作用していると分析している。

 そして、来週に入っても騰勢が続いて遠からず1,100ドルがアジア全体の取引価格になると予想する向きが増えている。これに連動するようにプロピレンのスポット価格も急騰、同900ドルに迫っている。