| 2001年10月18日 |
| 汎用4樹脂の9月の出荷、内需も全て前年割れ |
| 輸出は引き続き大幅な縮小に |
| 【カテゴリー】:実績/統計 【関連企業・団体】:なし |
汎用4樹脂(ポリオレフィン3樹脂とポリスチレン)の9月の出荷数量は、輸出に加えて内需も4樹脂すべてが前年同月の実績を下回った。内需が4樹脂とも前年を下回ったのは4月に続いて今年に入ってこれが2回目。これに伴い、同月の4樹脂それぞれの総出荷量も軒並み前年同月を割り込んだ。 各樹脂の9月の内需の前年同月比は、LDPEが94%、HDPEが97%、PPが99%、PSが87%--となっている。PSの落ち込みが突出しているが、これには、電機工業用が同75%に縮小したのが特に大きく影響している。 LDPE、HDPEの両ポリエチレンの減少は、主力品種のフィルム用がそれぞれ5%と8%縮小したことによるところが大きい。LDPEのフィルム用の減少には、電子・電機製品分野の需要の減退と輸入品の増加が、またHDPEのフィルムの大幅減には安価な輸入品の拡大と容器包装リサイクル法の施行による需要減がそれぞれ大きく作用していると見られる。LDPEの場合は他の品種も全てマイナス成長となった。HDPEは射出成形用とパイプ用がともに1%増となっている。 PPのフィルム用はPEと逆に1%増えている。これは、PP製品特有の機能性が複合包装材分野で根強い人気を維持しているためと見られる。射出成形用は1%増、シート用は2%増となっている。しかし他の分野はいずれも前年を割り込んでいる。 一方の輸出の対前年同月比は、LDPEが88%、HDPEが90%、PPが71%、PSが68%--となっている。いずれも、多くの樹脂メーカーが中国の安い引き合い価格に対応できずに成約を抑制せざるを得なかったことによるという。 2001年9月4樹脂生産・出荷・在庫実績 4樹脂生産・出荷・在庫実績 ※iモードではご覧頂くことができません。 |