2005年02月04日
フラットヤーンの昨年の出荷、前年を2%上回る
PP製品の減少をHDPE製品がカバー
【カテゴリー】:原料/樹脂/化成品(実績/統計)
【関連企業・団体】:その他

 日本フラットヤーン工業組合が集計したところによると、フラットヤーンの昨年の総出荷数量はアウトサイダー分の推定も含めて4万7,488トンとなった。前年の実績を2%上回ったというのが同組合の想定。
 
 うちHDPE製品が2万7,894トン、PP製品が1万9,594トンとなっている。前年比はHDPE製品が107%、PP製品が95%。PP製品の減少をHDPE製品がカバーしたわけ。HDPE製品の中では、土のう向けの23%増(1,110トン)、紙貼りクロス向けの9%増(3,201トン)などが目を引く。PP製品の不振はフレコン向けの12%減(2,892トン)、カーペット基布向けの2%減(4,389トン)などによるもの。