| 2005年02月07日 |
| 中国重慶市が大規模な産業開発基地を建設 |
| 100万平方キロ、自動車部品、金型などを中心に誘致 |
| 【カテゴリー】:行政/団体(海外) 【関連企業・団体】:なし |
重慶市は中国西南部に位置し、総面積8.2万平方キロ、人口3,020万人の大都市(面積、人口とも中国最大)。北京、上海、天津とならぶ中国直轄4市の一つで、湖南、貴州、四川、陜西などの各省と隣接している。この重慶市がここへきて新たな産業開発基地の建設にのりだし、注目を集めている。 市には国家レベルの重慶経済開発区(約9.6平方キロ)があり、20ヵ国余りの国や地域から約240社が進出している。これに加えて重慶ハイテク産業開発区(約30平方キロ)も造成、約580社(うち300社がハイテク)の外資が活躍している。国内企業をあわせると、4,000社に及ぶ。 市はこれらのハイテク産業用地が手狭になりはじめたことから、さらに開発区の「新区」を建設することにしたもので、市の北部に100万平方キロの企画面積を持つ広大な用地開発を進めることにした。 市の主力産業は二輪車や自動車、コンピュータ、携帯電話、鉄鋼など。自動車は長安汽車が米フォード、鈴木自動車と合弁で生産している。昨年の生産台数は52万台だった。二輪車は国産100万台、外資系20万台ほどを生産した。ほかにホンダ、ヤマハ、いすゞが汎用エンジンを手がけている。携帯電話の生産はノキア(フィンランド)、鉄鋼は地元資本で年産800万トンていど。医薬や化学品、繊維も生産している。 重慶市は北京、上海、天津の直轄都市に比べて、産業開発が遅れていたが、豊富な労働力(農業中心)や資源を生かそうと、温州、寧波、金華などの企業参入が相次いでいるといわれる。主なねらいは自動車の部品、トランスミッションなど。 給与は一般職600元、専門職1,000〜2,000元、管理職4,000〜5,000元。また教育レベル(大学30校)が高いことが、魅力になっているもよう。なお、同市には日立製作所が23キロのモノレールをこのほど完成、ことし6月にセレモニーが行われることになっている。重慶経済開発区日本駐在事務所、TEL03-3831-5491。 |