2005年02月09日
大連市が大型「金型パーク」建設へ プラスチック、プレスなど
21日から東京、大阪、名古屋の工業会、企業を訪問
【カテゴリー】:海外(経営)
【関連企業・団体】:なし

 中国の大連市は、東北の工業基地の振興策に対応してハルビン、瀋陽などで自動車産業の大型化が進んでいるためプラスチック、プレスなどの金型や自動車部品の業種を強化することになった。
 
 同市は北東側(20キロ)の黄海を臨む地域に企画面積330平方キロの大連経済技術開発区を建設中で、すでに50平方キロを完成、引き続き残りの開発区造成を急いでいる。
 
 この一環として「金型パーク」の建設を進めることになったもので、日本企業の誘致にも力を入れる方針。その手はじめに市は、金型訪日代表団を編成、20日に来日する。一行は26日までに東京、大阪、名古屋の日本金型工業会を訪問し、投資環境を説明する。メーカー視察も行う。
 
 大連市ではCAD/CAM/CAEの技術を利用して、大型、精密、複雑、長寿命な金型産業を発展させる予定で、2010年に金型企業を350〜400社(年産目標30億元)誘致したいとしている。技術者の教育計画も立てている。
 
 現在、生産比率は20%弱で他は輸入に依存している。このため生産比率を当面70%に引き上げたい意向である。
 
 同市の金型産業は現在180社強(従業員約4,500人)、国営・集団が5%、民営が40%、外資・合資が55%。金型企業の種別ではプラスチック系50%、プレス系35%、ダイカスト5%など。製造設備は6,000台余り。
 
 需要分野は家電30%、自動車25%、電子通信20%、建設15%、その他15%。04年の生産額は約6億元。

◇問い合わせ先=大連経済技術開発区日本駐在事務所(TEL:03-5793-4991)