| 2001年10月17日 |
| 韓国でエチレンプラント2基が運休 |
| 定修に関連施設の火災が重なって需給はタイトに |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
大手商社ならびにエチレンセンター筋によると、10月に入って韓国でエチレンプラント2基が相次いで運休となった模様。いずれも、かねて計画していた定修によるものだが、うち1基は、関連施設に火災事故が発生したことによって急遽予定を繰り上げての実施になったと伝えられている。 韓国ではこの数ヵ月、石油化学企業の全てがオレフィンと主要誘導品のフル生産を続けてきた。この点はアジアの他の国の石化企業と大きく異なるところであったが、今回の大型エチレンプラント2基の運休によって自動的に軌道修正されることになる。 今回運休したエチレンプラントの一つは、湖南石油化学・麗川工場の年産46万トン能力装置。かねてからの計画通り10月5日から定修に入っている。11月18日まで運休、この間にエチレンの生産能力を年23万トン増強して同70万トン能力に拡大する工事を進めることにしている。また、HDPEについても従来の同33万7,000トン能力の設備を同38万トンに能力アップする計画である。ただし、定修入りの際にナフサタンクが火災事故を起こしたので、同工場全体の再稼動がいつになるかははっきりしないというのがわが国の大手商社やエチレンセンターに共通した見方となっている。 運休したもう一つのエチレンプラントは、YNCC・麗川工場の同33万トン能力のエチレン第3号機といわれている。当初は、10月26日から1ヵ月強をかけて定修する予定であったが、同じ麗川工場内のBTX設備に直結している配管が爆発事故を起こしたため予定を繰り上げて今週はじめから運休・定修に踏み切った模様。 これに伴い、韓国の当面のエチレンならびにプロピレンの需給バランスはかなりタイトとなりそうだ。 |