2005年02月09日
化学物質のEDかく乱作用の評価が終了
合計15物質のほとんどが緊急の対応不要
【カテゴリー】:行政/団体(環境/安全)
【関連企業・団体】:なし

 経済産業省は9日、化学物質審議会管理部会・審査部会の内分泌かく乱作用検討小委員会を開き、化学品評価研究機構がまとめた合計5物質の内分泌かく乱作用(ED作用)に関する評価内容について審議を求めた。その結果、これまでの経済産業省等の2世代毒性試験のデータ等から判断して同機構のこの日の報告内容が妥当との結論を得た。

 この結果、この日の審議の対象となったn-ブチルベンゼン、ベンゾフェノン、2’4-ジクロロフェノール、4-ニトロトルエン、アジピン酸ジ(2-エチルヘキシル)の5物質は、いずれも緊急の対応が不要ということになった。同省では、一部修分のうえできるだけ早い時期にHPで公表する計画。

 この結果、かねて同省が同機構を起用して進めてきた合計15の化学物質のED作用に関する評価作業はすべて完了した。上記5物質のほか、オクタクロロスチレン、スチレンダイマートリマー、ポリ臭化ビフェニール、ノニルフェノール、ビスフェノールA、フタル酸ビス((2-エチルヘキシル)、フタル酸ジブチル、フタル酸ジエチル、フタル酸ジシクロヘキシルの計8物質についてはすでにこれまでの審議会で同様の結論が下されている。

 フタル酸ブチルベンジルについては初期リスク評価の実施結果を見て改めて検討することとなっている。