2001年10月16日
Jエナジー、ノルパラ増強検討年産15万トンへ
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:鹿島石油、ジャパンエナジー、日鉱石油化学

 ノルマルパラフィン国内最大手のジャパンエナジー(販売は日鉱石油化学)は、ノルマルパラフィンの需要が精密機械洗浄用やアジアへの合成洗剤原料用としての輸出が増加傾向にあるところから、2~3年内をめどに水島製油所の製造設備を現有年産12万トンから2~3万トン増の15万トンに増強する方針を固め、検討に入った。

 ノルマルパラフィンは合成洗剤LAB(リニアアルキルベンゼン)の原料として国内では需要が安定しているが、最近は塩素系溶剤に代わる洗浄剤として精密機械分野に需要が伸びている。またLAB原料としてアジア向け輸出も成長が見込まれている。

 ジャパンエナジーは6月に知多製油所の原油処理設備(常圧蒸留装置、日産10万バレル)を停止し、その分の生産を水島製油所と鹿島石油の増産で補っているが、水島製油所では原料面でノルマルパラフィンの増産に余裕が生じている。こうしたことも増設検討につながっているという。