2005年03月08日
対象物質に内分泌撹乱作用認められず
環境省が優先26化学物質の検討結果をまとむ
【カテゴリー】:環境/安全
【関連企業・団体】:なし

 環境省は8日、「内分泌撹乱化学物質問題検討会」の平成16年度第3回会合を開き、同省が平成14年度から進めている合計66の化学物質の内分泌撹乱作用に関する各種の試験・研究活動の中でこのほど明らかになった合計26物質の試験結果を報告した。

 この日同省では、アジピン酸ジ-2-エチルヘキシル、ノニルフェノール、ビスフェノールAなど合計26物質のいずれについても明らかな内分泌撹乱作用は認められなかったと説明、各委員の了承を得た。報告によると、げっ歯類を用いた1世代試験および試験管内試験を実施した結果、低用量においては内分泌撹乱作用を及ぼさないことが確認できたという。pp-DDTなど一部の物質については有意差が認められたが、明らかな内分泌撹乱作用とは判断できず、毒性学的な意義を明らかにすることが困難なためこんごの検討課題とすることにしたと説明している。

 同省では、これら26物質以外の優先検討対象物質については、引き続き試験や文献調査を実施してその結果が明らかとなり次第、順次公表していく考え。