2005年03月16日
カネボウ、合繊・樹脂事業を合弁新会社に営業譲渡
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:カネボウ

 カネボウは16日、セーレン社との間で、子会社カネボウ繊維の綿事業と、カネボウ合繊の合繊・樹脂事業を、セーレンが51%、カネボウが49%出資して設立する新会社に営業譲渡することで基本合意したと発表した。
 
 カネボウが保有する49%の新会社の株式には、05年10月1日から06年9月30日を期限とするオプション権が両社間に付与されており、権利が行使された場合、セーレンの100%出資会社となる。
 
 カネボウ繊維の綿事業は、滋賀県長浜市に工場があり、売上高は120億円。カネボウ合繊は福井県鯖江市(北陸合繊工場)と、山口県防府市に工場をもち、ポリエステル長繊維や樹脂製品の製造、販売を行っている。今後、防府工場の「ベルトロン」などの設備は北陸合繊工場に移設し、製造、販売を継続する。同社の売上高は245億円。
 
 カネボウは今回の営業譲渡により、約250億円の損失を見込んでいるが、事業再生計画の推進により、ほぼ同額の改善額が確保できるとしている。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1110966431.tif