| 2005年03月18日 |
| 中国、2007年には酢酸の輸出国に |
| 新増設計画相次ぎ、能力余剰が必至 |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 既報の通り、BP/SinopecのJVが南京市で年産50万トンの酢酸工場を建設する合弁契約に調印した。両社の重慶市の既存JV、揚子江アセチル社では当初の能力20万トンを35万トンに増設中で、本年中に完成する。 中国の酢酸の需要は、2001年の106万トンから、2003年145万トン、2004年には166万トンと増大しており、今後も伸びるとの期待がある一方、過大投資の結果、2007年末には中国はネット輸出国になると見られている。 BP/Sinopecの上記二つのJVのほか、南京ではもう一つの酢酸の大手セラニーズが60万トン設備を計画中で2006年のスタートを目指している。 このほか、山東省のYankuangが2005年7月スタートで20万トンの新設、上海のShanghai Wujing Chemicalが2006年までに20万トン設備を40万トンに増設、さらに大慶油田のメタノール工場での酢酸計画で2007年までに20万トンの設備を完成させる。 これらの結果、2007年までの追加能力は185万トンに達するのに対し、需要は210万トンで50万トン増にとどまると予想される。2004年のネット輸入量は51万トンのため、2007年には中国はネット輸出国となる。 中国の酢酸の需給実績は添付の通り。 【関連ファイル】 中国の酢酸需給実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1111106409.xls |