2005年04月06日
住友化学と東京工大が「産学連携協定」締結
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:住友化学

 東京工業大学(相澤益男学長)と住友化学(米倉弘昌社長)は6日、「次世代材料技術・触媒技術・ライフサイエンス」に関する研究開発を推進するため、組織的な連携協定を締結したと発表した。 技術分野ごとの交流会等を通じて大学側のシーズと、企業側のニーズを効率的にマッチングさせ、大型共同研究テーマの開拓や共同研究、研究者の交流、人材育成などを推進することによって研究開発成果の早期実現を図る。
 
  東工大は昨年4月の国立大学法人化にあたり、「世界最高の理工系総合大学の実現」を長期目標とする将来構想を掲げ、2001年に研究戦略室を設置。学長を中心に戦略的マネージメント体制の確立、研究システムの改革、教育システムの改革などを実施してきた。産学連携では、03年10月に産学連携推進本部を設置、すでに民間企業6社と個別に組織的連携協定を締結している。
 
  住友化学は、従来から大学との連携を積極的に進めており、東工大との間でも先端材料、触媒、ライフサイエンス分野などで多くの連携を行なってきたが、今回の組織的な連携によって、一層早期の研究開発成果獲得と事業化を目ざす。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1112769862.pdf