| 2005年04月22日 |
| 陝西省でメタノール60万トン着工、供給過剰の懸念 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
陝西省楡林市で13日、メタノール年産60万トンプラントの起工式が行われた。豊富な石炭ガスを原料とした、230万トン・プロジェクトの第1期計画で、山東省に本拠を置く山東エン州炭坑社が投資、2007年の生産開始を目指す。 楡林市では、すでに陝西楡林天然ガス社が天然ガスを原料とする40万トンのメタノールを生産している(石炭原料の20万トン増設計画あり)。また陝西省咸陽市では、既報の通り石炭と天然ガスを原料とする52万トン計画が調印されたばかりだ。 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=16075 このほか重慶では三菱ガス化学が85万トン、香港のKing Board Chemicalが75万トン計画を具体化させるなど、中国ではメタノール大型計画が林立している。 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=14461 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=15121 中国のメタノールの輸入は2002年が180万トンであったが、2003年は140万トン、2004年には136万トンと減少している。これらの計画が完成する数年後には供給過剰となるのは必至と見られる。 なお世界的にも本年央から年末にかけて、メタネックス社のチリの84万トン設備、メタノール・ホールディング社のトリニダードの189万トン設備が完成、それに合わせて停止する設備もあるものの、需給はゆるむとみられている。 |