| 2001年10月05日 |
| ブタジエンの国際市況回復か、米国で再び輸入の動き |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
米国の天然ガス価格下落によって、同国内の石化業界には再びクラッカーの原料をエタン(天然ガス)にシフトする動きが高まってきた。 これと並行して、エタン・ベースでは発生しないブタジエンを欧州、中東地域から輸入手当てする動きも見られはじめている。天然ガス価格の安定によって、ブタジエンの世界的な供給地図が元に戻りつつあるともいえそうだ。 既に米国メーカー筋は欧州とサウジから相当量のブタジエン輸入を開始したもようだ。今後米国内のブタジエン需要がどこまで回復するかにもよるが、わが国ブタジエン業界は少なくともこれまで欧州などからアジア向けに流れていた約3万トンのブタジエンの流入量が減り、低迷していた国際市況にも“好影響”をおよぼすのではないかとの見方がつよまっている。 ブタジエンの国際市況は昨年度から年明けにかけて一時はトン当たり600ドル台(米国では700ドル台)と高騰したが、その後は急速に下落、ことに8月ごろからは350ドル前後という安値が続いていた。 |