2005年06月21日
中国青島市の李滄区が石油化学など4大産業発展計画
【カテゴリー】:海外
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 山東省青島市の李滄区が電子・家電、石油化学、自動車・造船、新素材の四大産業を中心とする発展計画を打ちだした。青島港のある膠州湾の東側に位置し、すでに発達した産業を構造的に改革するほか、人材の開発を進め、中小企業も誘致して近代化をはかろうとしている。
 
 青島市には東に労山区、南に四方区、北に李滄区と城陽区(青島流亭国際空港を有する)の四つの区がある。産業が集中している李滄は面積98平方キロ、人口35万人(青島市全体で720万人)。自動車、石油化学、鉄鋼、ゴム、機械、電子、紡織やサービス、物流などの産業が活躍している。04年末までに世界29カ国・地域から578社が進出した。シーメンス、ウォルマート、ATT、コカコーラなどの大手で日本からは三菱電機、松下電器産業など約40社がでている。
 
 李滄区の産業構造をみると、区には鉄鋼、自動車、石油化学の工場団地や臨海工業区、工業物流区、商業センター、高等教育研究区などがある。とくに自動車部品の産業パークを強化し、3年間で部品調達率を80%に引き上げる。また李村、滄口、東李の三商業センターを近代化するほか、東李、重慶路、滄口の三物流団地の育成に力を入れることにしている。
 
 区の経済規模は04年のGDPが114億6,000元で、03年に比べ38%も伸びた。外資企業の578社は、韓国が47・1%と多い。次いで香港16・1%、台湾12・5%、日本7・1%、米国6・9%など。輸出は6億8,200万ドルで機械電機36・5%、紡織服装32・4%、プラスチック製品4・5%、工芸品4・3%、農産品0・6%ほかとなっている。
 
 交通、電力などのインフラについては、区から2・4キロの国際空港に北京、上海から1時間、ソウル、釜山から1時間、広州から2時間半、東京から2時間半で着く。道路は区内を通る青銀高速道路が全国に繋がる青黄高速道路に結びついている。鉄道はEUにのびる列車がある。
 
 青島港は世界15位のコンテナ港、中国でも第3位。電力は省が発電容量138万キロワットの発電所を持ち、さらに増設も行っているので問題ない。給与は工場労働者が月600〜1,000元、普通管理職が1,000〜3,000元、高級管理職が2,000〜5,000元。