2005年07月11日
Statoil、ボレアリス株をアブダビ/オーストリア連合に売却
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 デンマークに本社を置く石油化学会社ボレアリスは、50% 株主のノルウエーのStatoilがボレアリスの株式を、同じく同社の株主のアブダビのIPICとオーストリアのOMVに売却することを明らかにした。現在の持ち株比率はStatoilが50%、IPICとOMVがそれぞれ25%ずつだが、売却後はIPICが65%、OMVが35%となる。Statoilにとっては石油化学は最早コア事業ではないため。同社は今後も引き続きボレアリスに原料供給を行う。

 IPIC(International Petroleum Investment Company)はアブダビ国営石油と国営投資会社ADIAの50/50JVで海外での石油関連事業の取得を担当している。

 ボレアリスは1994年にノルウエーのStatoilとフィンランドのネステがそれぞれの石油化学事業を統合して設立された。両国のほか、スエーデンや欧州各国、米国、ブラジルに製造拠点をもち、アブダビには国営石油会社とのJVをもっている。

 ネステ(1998年に電力会社IVOと一体化しFortumとなったが本年4月に再び分離しネステとなる)は1997年にボレアリス株式をIPICとOMVに売却している。

 なおボレアリスは フィンランドの工場でのエチレン増強を発表した。エチレン330千トンを380千トンに、プロピレン200千トンを223千トンに拡大する。