| 2005年07月14日 |
| 広州南沙が日本企業を積極誘致へ |
| トヨタ、JFE、新日本石化などが進出、珠江デルタの中心地 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国広東省の広州南沙開発区が、日本企業の積極的な誘致をめざして動きだした。来日中の潘玉彰・同区建設指揮部経済発展局副局長を団長とする訪日代表団によると、南沙開発区は536平方キロの用地面積を持ち、半径80キロに広州、恵州、香港、珠海、マカオ、仏山などの華南主要都市が存在する珠江デルタ(人口約4,000万人)の中心地で、陸、海、空の交通の便にもすぐれ、日本からはトヨタ自動車、JFE、新日本石油化学、三菱重工業などが進出、すでにインフラも整備されているので、中国を代表する産業基地に発展する見通しがついているという。 南沙開発区(1993年5月スタート)は広東省の省都である広州市の東南部にあり、珠江の海に面している。広州−珠海・アモイ、広州−香港、珠海・アモイ−香港を結ぶ三角形のなかに芭蕉の形をしている同市がすっぽりおさまっている。そして広州、深せん、香港、珠海、アモイの5空港が近辺にあって国際的な産業基地として優位性を備えている。 南沙開発区には珠江の上流から沙仔島港(自動車)、小虎石化港、南沙島港と3つの物流園区があるほか、龍穴島港区総合物流園(水深13メートル)が10万トン級50か所の停泊場所を持つ。 産業用地としては黄閣総合公園パーク、南沙経済技術開発区や南沙高新技術産業パーク、万傾沙臨港工業ベース、龍穴島物流産業センターがある。また西部工業区(3.9平方キロ)があって、米GE、独BASF、日本の名幸電子などがあり、シンガポール、韓国、香港、台湾などを含め、約200の企業が活躍している。そして南沙IT科技園(2.5平方キロ)もある。 大型産業区として石油化学、鉄鋼(JFE年40万トン)、造船(年300万トン)などの用地も南沙開発区の最南部にある。 沙仔島港物流園区の近くにある自動車産業園A区ではトヨタが昨年から年30万台規模のエンジン生産を開始、現在、完成車(年20万台)の工場建設も進めている。また同B区では民営企業の南沙平謙国際自動車産業団地が第1期57万平方メートルの用地にレンタル工場などを建設している。 南沙開発区の給水能力は1日35万トン、さらに100万トンに拡大中。電力は黄閣発電所36万キロワット、万傾沙発電所36万キロワット、珠江天然ガス発電所70万キロワットの発電能力を持つ。人材面では南沙から10キロに広州大学城があり、10万人の学生が在学している。 |