| 2005年07月21日 |
| ポリオレフィンの出荷、6月は再び揃って前年割れ |
| 国内向けも輸出も軒並み縮小 |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
ポリオレフィン3樹脂の6月の出荷数量は3樹脂全てが前年同月を下回った。3樹脂揃っての前年同月割れは、3月のあと今回が今年に入って2度目。PS(ポリスチレン)を含めた汎用4樹脂の出荷が揃って前年を割り込むのはこれが2月いらい2度目となる。 3樹脂とも、国内向けと輸出の両方が全て前年同月を下回っている。うち、国内向けの出荷の3樹脂揃っての前年割れは2月いらいとなる。この背景については、ポリオレフィン各社とも、値上げ前の仮需が発生した前年同月の反動が最大の要因と分析している。 LDPE(低密度ポリエチレン)は、5月に6ヶ月振りの前年超えとなったあと再びマイナス成長へと逆戻りした。最大消費分野のフィルム向けが8%減となったことが影響している。HDPE(高密度ポリエチレン)は3ヶ月振りの前年割れとなった。同樹脂の場合も主力のフィルム向けが11%減となったのが響いている。PP(ポリプロピレン)は4ヶ月振りに前年を下回った。最大需要分野の射出成形向けが11%減ったのが大きな要因。同品種の前年同月割れは3ヶ月振りで、これには急成長を遂げてきたパレット・コンテナー向けが突然20%前後のマイナス成長に転じたことが大きく作用した模様。 一方の輸出は5月に続いての3品種揃っての前年割れとなっている。最大輸出先である中国からの引き合いと注文が6月上旬まで低調であったことと、定修のため輸出をカットせざるを得ないところが出たことが要因と見られる。 この結果、今年上期(1〜6月)トータルの各樹脂の総出荷量は、PPこそ前年同期を上回ったものの、LDPEとHDPEはそれぞれ6%と9%のマイナス成長となった。PPの場合も伸び率は1%にとどまっている。うち国内向けも、PPは2%増となっているが、LDPEは4%、HDPEは5%それぞれ前年を下回っている。両PEの場合はフィルム向けがそれぞれ6%と7%のマイナス成長となったことが影響している。PPのフィルム向けは逆に4%増となっている。 ニュースリリース参照 http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file3_1121937791.tif |