| 2005年07月29日 |
| コンビナートの競争力強化へ「研究会」発足 |
| 「コンビナート高度統合研究会」2日に初会合 |
| 【カテゴリー】:行政/団体 【関連企業・団体】:なし |
石油コンビナート高度統合運営技術研究組合(RING)は29日、新たにわが国コンビナートのあり方を検討するため「コンビナート高度統合研究会」を立ち上げると発表した。国際競争が激化するなか、石油精製と石油化学の両産業が一体となり、競争力強化への課題や方策を検討するもので、8月2日午後第1回会合を開催する。 研究会のメンバーは、一橋大学大学院の伊丹敬之教授を委員長に、学界7人、業界5人、経産省2人からなる有識者合わせて14人で構成。「わが国石油産業、石油化学産業の今後の展開」をテーマに幅広い観点から議論を行う。 RINGは、石油コンビナートの高度統合に関する技術研究を目的として2000年5月、コンビナートに参加している26社で発足。これまでに鹿島、千葉、堺・泉北、水島、周南、川崎などの各地区で、副生成物の相互融通・利用などの開発事業を実施してきた。 しかし最近は、中東、アジア地域で超大型エチレンプラントが相次いで完成するなど、石油化学をめぐる国際環境は一変しつつある。そこで、わが国石化産業が今後激化する国際競争を勝ち抜き、わが国製造産業の中枢としての役割を果たしていくためにはどうあるべきかを検討していくことにした。これまでの地域単位ではなく「川下などの関連産業も含めて、産業構造の変化に対応したコンビナートのあり方を議論していきたい」としている。 経産省も従来は、石油精製は資源エネルギー庁、石油化学は製造産業局がそれぞれ支援してきたが、こうした「縦割り行政」を改め、全省庁一体となって「研究会」をバックアップする。国家的に重要な産業政策と位置づけている。報告書は06年2月をめどにまとめる予定。 【関連ファイル】 コンビナート高度統合研究会名簿 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1122627314.tif |