2005年08月03日
新日石化学、8月パラキシレン価格は15ドル高の905ドルで決着
【カテゴリー】:市況
【関連企業・団体】:新日本石油化学

 新日本石油化学は3日、8月のパラキシレン価格が前月比15ドルアップのトン当たり905ドルで決着したと発表した。7月決着価格はトン790ドルだったが、アジア域内の需給バランスが引き締まるなか、8月価格は40ドルの値上げとなるトン当たり930ドルを打ち出し、大手需要家筋と交渉していた。
 
 今後の見通しについては、アメリカ・中国間の通商問題、中国内の電力事情などの不安要因はあるものの、足下であるPTAメーカーの稼動は高く、ポリエステル市場に大きな変動がないかぎりウエルないし若干タイト気味に推移すると見ている。
 
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1123046470.doc