| 2005年08月15日 |
| 揚子江流域のABSメーカー、ANの輸送規制強化で一層苦境に |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 中国の交通部(Ministry of Communications)は7月12日、公告9号でアクリロニトリルを含む危険物のトラック輸送に関する新しい規則(8月1日発効)を発表した。 トラックは従来30ー50トンの製品を運べたが、新しい規則ではアクリロニトリルなどの危険物を10トンまでしか運べないこととなる。(ISO認証を得たトラックは17トンまで運べるが、数が少なく需要に応じ切れない) 2004年6月以降、中国政府は環境問題から揚子江沿岸でのアクリロニトリルの船輸送を禁止するとともに、アクリロニトリルの陸上輸送についてはトン当たり10ドルの課徴金を課している。 (既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=13937 ) 台湾のABSメーカー2社、鎮江の奇美実業と國喬石化のほか、常州の新湖(常州)石化(韓国・ABS)、鎮江のNantex Industry(台湾・NBR)などが影響を受けている。 今回の措置により、揚子江沿岸のアクリロニトリルのユーザーは原料輸送費のさらなる負担を強いられることとなる。現在、奇美実業と國喬石化はアクリロニトリルを江蘇省連雲港と山東省の嵐山港で荷揚げし、鎮江まで陸上輸送している。 ![]() 周辺地図 |