2005年08月31日
化学品の7月の輸出、引き続き多くが前年割れ
1〜7月の累計も主要製品が前年を下回る
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 財務省が31日に集計した7月の輸出通関速報によると、主要化学製品の多くが7月も引き続き前年同月の実績を下回るかたちとなった。
 
 特に合成樹脂の縮小が目立つ。主要合成樹脂の中で前年同月を上回ったのは、PPのホモポリマーの12.8%増だけ。LDPEは10.8%、HDPEは21.1%、PPコポリマーは11.9%、PSは25.6%、PCは15.4%それぞれ前年を下回っている。オレフィンはエチレンが21.2%減となった反面、プロピレンが55.6%増となっている。化成品では、輸出量が最も多いPXが49.8%増となった一方でPXに次ぐ規模のSMが11.6%減となっている点が目を引く。

 1〜7月の累計も、主要製品の多くが前年同期を下回っている。7月同様に合成樹脂の不振が目立つ。主要化学品の7月の輸出通関速報と1〜7月の累計は以下の通り。単位はトン。

▽エチレン  19,772(78.8%) 115,540(61.6%)
▽プロピレン 33,248(155.6%) 191,904(94.8%)
▽ベンゼン 19,325(171.4%) 218,499(146.7%)
▽PX 196,054(149.8%) 1,284,696(111.7%)
▽SM 137,430(88.4%9 811,034(96.8%)
▽VCM 64,263(83.6%) 481,266(111.4%)
▽PTA 56,496(122.1%) 337,469(96.7%)
▽AN 9,503(53.2%) 100,662(89.0%)
▽TDI 13,233(92.9%) 84,851(80.9%)
▽LDPE 17,454(89.2%) 129,380(94.7%)
▽HDPE 15,077(78.9%) 90,179(77.1%)
▽PP-H 28,653(112.8%) 205,529(110.7%)
▽PP-C 7,562(88.1%) 54,885(91.0%)
▽PS 7,613(74.4%) 52,537(86.7%)
▽PVC-H 65,679(95.1%) 429,344(105.5%)
▽ABS 20,481(92.0%) 132,274(91.1%)
▽PC 15,766(84.6%) 114,063(88.6%)