| 2005年09月12日 |
| 江西省贛州市が企業誘致はじめる |
| 機械工業団地の新設など、中国の中部開発に合わせ |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
中国江西省の贛州市(GANZHOU)は、鉱山資源が豊富で、なかでもタングステンの生産量が全国の45%を占めるなど有色金属産地として知られる。同市が付加価値を高めるための機械工業団地や生物・化学医薬産業の増強に向けて経済発展計画を組み企業誘致を開始した。対日活動は初めて。 来日したトウ楊輝同市副市長は「住人が勤勉で、鉱物資源が豊かなうえに、景観にも恵まれている。沿岸地域についで中部地域の開発が進められようとしており、発展が期待できる」と明るい将来を強調した。同市の位置は江西省の最南端にあって福建省、湖南省、広東省に囲まれている。外資の投資額は03、04年に対前年比各50%近い伸びを示し、累計16億ドル(4,000社)となった。日系では東芝マテリアルなどが進出している。GDPは2008年で600億元を目指す。 面積は約4万平方キロ、人口806万人で客家が90%を占める。労働人口がおよそ480万人、賃金、土地代が安いなど投資コストが大都市に比べ低い。3つの大学、2つの上級専門校、2つの専門校があり、毎年2万人の卒業生を送りだしている。過去20年間に海外留学などによって博士号取得者3,000人、教授700人が生まれた。 交通は北京から香港までの京九鉄道があるほか、成都−アモイ、済南−広州、大慶−広州などの高速道路が通り、空路も深せん、アモイ、温州、南昌、北京、上海、広州に飛んでいる。 新設予定の機械工業団地は経済開発区に、3億元を投じて2008年までに建設し、70社を誘致する計画。市は特産品であるミカンなどの食品加工もすすめる。問い合わせは日中経済発展センター、TEL03-3203-4245、FAX03-3203-4243 同市の今後の主な投資プロジェクト項目は以下の通り。 窒化ガリウム(白色LED原料)生産基地、タングステン精密加工製品、希土類加工品、ふっ素塩加工、アルミプラントおよび技術改造、蛍光粉生産、精錫製品加工(年5,000トン)ADSL MODEN(年115台)、タングステン生産ライン、ニッケル水素電池用の貯水素合金粉の生産ライン、単面複層PCB電子線路ボード(年10万平方メートル)生産、エアーコンプレッサーの改造、機電インダストリー・シテイ建設など。 |