| 2005年09月15日 |
| 中国の非汎用樹脂の輸入、7月も低調 |
| PCからEPSまでの全てが前年を下回る |
| 【カテゴリー】:実績/統計(海外、原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
中国による非汎用樹脂の輸入は依然として低調で、7月の輸入通関数量は合計6品目全てが前年同月を下回った。ポリオレフィンなど汎用樹脂は合計8品目のうちの5品目が前年を上回ったが、機能性が売り物の非汎用樹脂は明らかに回復が遅れている。 合計6種類の非汎用樹脂の中で前年同月に対する縮小率が最も大きいのはEPS(発泡スチレンビーズ)で、25.5%もの減少となっている。これで、今年に入って7ヶ月全てが前年割れとなった。盛り土工法の需要がピークを過ぎたせいではないかと分析する関係者が多い。PC(ポリカーボネート)、POM(ポリアセタール)、PMMA(ポリメタクリル酸)の3樹脂はいずれも3ヶ月連続の前年割れとなっている。もっとも、PCとPMMAの減少には、国産化が少なからず影響しているのではないかと見られている。EVA(エチレン酢酸ビニルコポリマー)は前月に続いてのマイナス成長であり、PBT(ポリブチレンテレフタレート)は5ヶ月振りの前年割れとなっている。 これに伴う1〜7月の累計は、PBTが6.1%、EVAが3.7%それぞれ前年同期を上回っているものの、他の4樹脂は全て前年割れとなっている。PCは4.4%減にとどまっているが、他の3樹脂は減少率が大きい。中国による各樹脂の7月の輸入通関数量と1〜7月の累計は以下の通り。かっこ内は前年比。 ▽PC 58,934(92.3%) 392,500(95.6%) ▽POM 15,331(87.8%) 95,927(88.9%9 ▽PBT 18,520(99.8%) 119,174(106.1%) ▽PMMA 8,381(80.2%) 60,325(83.8%) ▽EVA 11,307(74.5%) 77,797(76.0%) ▽EPS 30,835(90.4%) 243,122(103.7%) |