2005年09月20日
L-LDPEの8月の出荷、3ヶ月振りに前年を上回る
1〜8月の累計は前年同期の4.8%減と低調
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 L-LDPE(直鎖状低密度ポリエチレン)の8月の総出荷数量は6万8,419トンとなった。前年同月の実績を3.5%上回っている。3ヶ月振りの前年同月超えとなった。L-LDPEの月間出荷数量の前年超えは今年に入ってこれが3度目。
 しかし、1月から8月までの累計は57万6,891トンで前年同期の実績を4.8%下回っている。
 
 8月の出荷量が前年同月を上回ったのは、国内向けが5.6%増の5万9,642トンと3ヶ月振りの前年同月超えとなり、4ヶ月連続の前年同月割れとなった輸出(8.8%減の8,777トン)の落ち込みをカバーしたため。国内向けが前年を上回ったのは、最大消費品種のフィルム用が2.2%増の4万2,626トンと3ヶ月振りのプラス成長に転じたのに加え、他の品種も加工紙用が10.0%増、電線用が45.2%増などと順調な伸びを遂げたから。
 
 一方の1〜8月の累計が前年同期を割り込んでいるのは、国内向けが3.9%減の51万1,074トンの低水準にとどまっているのに加え、輸出が11.3%減の6万5,817トンと国内向け以上に不振を続けているため。うち国内向けの落ち込みは、フィルム用が5.7%減の37万1,833トンと低迷していることによる。

 この結果、同期のLDPE全体の出荷数量に占めるL-LDPEの比率(L-L化率)は50.3%となった。国内向けのL-L化率は48.9%、輸出のL-L化率は53.7%となっている。