2005年09月28日
汎用樹脂の出荷の1〜8月計、PPを除いて前年割れ
輸出はPPとPVCが前年を上回る
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 汎用樹脂の出荷の1〜8月の累計は、PPだけがわずかながら前年同期を上回り、他の4樹脂はすべて前年割れとなった。PPは国内向けと輸出がともに前年同期を上回っている。しかしLDPE、HDPE、PSの3樹脂はいずれも逆に国内と輸出の両方が前年同期を割り込んでおり、PVCは輸出が伸びたものの、国内向けの縮小をカバーするまでには至っていない。
 
 この中では、PPを除く4樹脂の国内向けが経済産業省や各樹脂業界の当初の予想以上に低調な点が注目される。PPの国内向けは前年同期を2.0%上回っているが、他の樹脂はLDPEが3.5%、HDPEが5.2%、PSが6.9%、PVCが4.1%それぞれ縮小している。いずれも最大消費品種がマイナス成長となっていることが大きい。LDPEのフィルム用は4.2%減、HDPEのフィルム用は8.0%減、PSの包装用は6.4%減、PVCの硬質用は6.8%減--となっている。PPも集荷数量が最も多い射出成形用は2.1%減となっているが、フィルム用の3.5%増でカバーしている。
 このままいくと年計でも、PPがわずかに前年を上回った以外すべてマイナス成長となった01年の再現となる。

【関連ファイル】
汎用樹脂の出荷の1〜8月計
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1127914042.xls