2005年09月30日
主要石化の輸出、8月は多くが盛り返す
化成品の多くは前年超え、樹脂は不振が続く
【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 主要石油化学製品の8月の輸出通関数量は化成品の多くが盛り返し、その結果、前年同月の実績を上回った品目と下回った品目がほぼイーブンになるかたちとなった。過去数カ月は前年同月を下回るものが多かったが、8月はようやく例年のパターンになった。

 ただし、樹脂の輸出量はPPを除くいて前年同月割れが続いている。PSとABSの不振が特に目立つ。中国における国産化の拡大が影響しているのではないかと見られている。

 オレフィンでは、エチレンが6.6%減となっている反面、プロピレンが33.7%増えている点が注目される。エチレンセンターの中で、一時的にプロピレンが余剰ポジションとなったところが出たことによるもの。もっとも1〜8月の累計は前年同期をまだ1.3%下回っている。エチレンの累計は35.3%もの減少となっている。


主要石化品の05年8月の輸出通関数量 単位はトン
品目 8月 前年比 1〜8月計 前年比
エチレン 18,675 93.4% 134,216 64.7%
プロピレン 30,012 133.7% 221,916 98.7%
ベンゼン 18,501 62.2% 237,000 133.1%
PX 202,251 118.1% 1,486,947 112.6%
SM 131,505 116.2% 942,539 99.1%
VCM 78,592 99.0% 559,858 109.5%
EG 16,572 103.5% 139,975 113.7%
PH 7,248 203.8% 70,322 141.4%
酢酸 4,791 95.9% 27,888 69.1%
PTA 55,566 108.5% 393,036 98.2%
AN 23,735 142.9% 124,397 95.9%
カプロ 20,533 103.7% 156,596 83.3%
LDPE 16,816 88.1% 146,195 93.9%
HDPE 14,672 86.2% 104,851 78.2%
PP-H 28,625 124.3% 234,154 112.2%
PP-C 9,402 114.4% 64,287 93.9%
PS 7,055 78.3% 59,592 85.6%
PVC 62,882 91.5% 492,225 103.5%
ABS 17,498 79.4% 149,772 89.6%
PC 16,214 95.4% 130,277 89.4%