2005年10月13日
協和発酵と三菱ウェルファーマ「血栓溶解剤」で新効能取得
【カテゴリー】:ファインケミカル
【関連企業・団体】:協和醗酵、三菱ウェルファーマ

 協和発酵、三菱ウェルファーマの両社は13日、血栓溶解剤「アクチバシン(R)注」「グルトパ(R)注」(ともに一般名:アルテプラーゼ(遺伝子組換え))が、今月11日付で【虚血性脳血管障害急性期に伴う機能障害の改善(発症後3時間以内)】の承認を取得したと発表した。

 同剤は米ジェネンテックが創製した、強力な血栓溶解作用を有する遺伝子組換え型組織性プラスミノーゲン活性化因子(rt-PA:recombinant tissue Plasminogen Activator)製剤。わが国では協和発酵と三菱ウェルファーマが同剤のライセンスを受け、両社による臨床開発の後、平成3年5月24日から【急性心筋梗塞における冠動脈血栓の溶解(発症後6時間以内)】の効能・効果で販売している。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1129170635.doc