| 2005年10月13日 |
| 港湾工業都市の江蘇省張家港市が投資セミナー |
| 日本触媒、三菱レ、伊藤忠ケミが現地での経験説明 |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
揚子江(長江)中流、内陸港湾都市の張家港市が12日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで、製造・物流業の投資セミナーを開催した。市の楊芳副市長を代表に、張家港保税区の幹部らで構成する代表団が来日した。 楊団長は「05年8月までに当市に進出した外資は1,253社、実際に利用した外資が41.16億ドルに達した。国際資本で構成された製造業と物流業が発展している。とくに揚子江デルタ地域で最大の国際化学工業園と国際港湾のメリットを持つ保税物流園区があり、これに保税区を入れた“三区一体”で発展している」と、日本企業の参加を呼びかけた。 張家港市は面積999平方キロ、人口125万人、05年の一人当たりGDPが8,000ドルと高い。揚子江南側に位置し対岸の南通市とともに日本との経済交流が長い。また交通が便利で上海,蘇州、無錫、常州、昆山、南京などの各都市に1時間〜1時間半ていどと近い。国家衛星都市、中国全国文明都市、中国社会治安工作先進市などに指定されている。張家港港の貨物取扱量は年間7,000万トン、コンテナ扱い能力は40万箱。 投資エリアとしては張家港保税区および加工セットゾーンがあり、輸出加工、保税倉庫、国際貿易の機能を持つ。また保税区近くに機械、車部品、電子、食品、紡績などの企業約100社が参加した6平方キロの付属開発区がある。そして揚子江国際化学工業園区は37平方キロの面積があり、内外の化学会社50社ほどが立地。うち日系が35社を数える。 世界ベスト500社では17社がでている。石油化学系のメーカーが多い。原料は海路、陸路から輸送されている。さらに張家港保税物流園区は国務院が認めた全国8ヵ所の保税物流園区の一つである。面積は1.53平方キロ。通関手続きがいらず、事務処理が早いのが特徴。 市には米国のダウケミカル、デュポン、シェブロンケミカル、ユノカル、ダウコーニング、PPG、オランダのボーパック、ボレス、独エネオス、ワッカー、イネオス、台湾のSDI、南港タイヤ、マレーシアのタイコ化学などの外資。 日系ではクラレ、大日本インキ化学、豊田合成、日本酸素、旭化成、三井化学、伊藤忠、住友商事、大塚化学、三菱レイヨン、北興化学などが進出している。 現地の経験を説明した日本触媒(アクリル酸)、伊藤忠ケミカルフロンテア(機能材料、医薬、化成品など)、三菱レイヨン(メタアクリル)の三社は、立地の優位性、交通の利便性、電力などインフラの整備、市当局のスピーデイ・適切な対応などのメリットを上げている。給与水準は一般職年6,000〜8,000元(1元は14円)、管理職2万〜3万元。 問い合わせはアジア通信社、TEL03-5413-7010 |