| 2005年10月24日 |
| 汎用樹脂の出荷の1〜9月計、前年超えはPPだけ |
| 最大消費品種はPPも含めて軒並み前年を下回る |
| 【カテゴリー】:実績/統計(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
汎用樹脂の出荷の今年1月から9月までの累計は、合計5品目のうち4品目が前年同期の実績を下回るかたちとなった。HDPEの8.1%減とPSの6.5%減が特に目を引く。 前年同期を上回ったのはPPだけ(2.7%増)。PPは国内向けも輸出も前年同期を上回った。ただし、最大消費品種の射出成形用はわずかながら前年を下回っている。それにもかかわらず国内向け出荷が前年を上回ったのは、準主力品種のフィルム用が順調な伸びを遂げて射出成形用の不振を完全にカバーしたため。 他の4樹脂も、それぞれの最大消費品種が軒並み前年割れとなっている。PPと異なるのは、主力の落ち込みをカバーする他の有力品種が出ないままきている点だ。わずかにHDPEの準主力の中空成形用だけがプラス成長となっているが伸び率が小さく、フィルム用の大幅減をカバーするには至らなかった。 輸出は、PPのほかPVCも前年同期を上回っている。しかもPVCの輸出比率は34.0%と高く、他の樹脂を大きく引き離している。中国向けが順調に伸びているためで、中国市場では台湾と1〜2位を激しく争っている。 汎用各樹脂の出荷の1〜9月の累計は別表の通り。国内向けの上段は最大消費品種。下段は知れに次ぐ準主力品種。 【関連ファイル】 汎用樹脂の05年1〜9月の出荷実績 https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1130107698.xls |