2005年10月27日
サイアムセメント、石化事業に15億ドル投資、ダウとエチレンJV
【カテゴリー】:海外
【関連企業・団体】:なし

 タイ最大のコングロマリット・サイアムセメントは26日、石化事業に15億ドルを投資すると発表した。ダウとのJVで11億ドルで新ナフサクラッカーを建設するとともに、4億ドルを投じて誘導品プラントを建設する。

 JVはサイアムが67%、ダウが33%を出資し、ラヨン地区にエチレン900千トン、プロピレン800千トンのナフサクラッカーを建設する。石化製品の原料のコスト低減と安定供給が目的。誘導品(品名は未発表)の能力は700千トン。いずれも2010年のスタートを目指す。

 サイアムセメントは子会社ラヨン・オレフィンで800千トンのエチレンプラントを所有するとともに、437千トンのエチレンを持つ National Petrochemical Corp.(NPC)にも30.14%を出資している。

 誘導品ではタイPE、タイPP、TPC(塩ビ関係)等のほか、ダウとのJVでサイアムPE、サイアムPS、サイアムSM等、三井化学とのJVでサイアム三井PTA、タイPETレジン、グランド・サイアム・コンポジット(コンパウンド)、三菱レイヨンとのJVでタイMMA、インドネシアでサイアム・マスピオン(PVC)等を持ち、幅広く活動している。

 サイアムでは今回の投資について、石油化学分野でグローバルに競争していく力があると確信しているからだと述べている。