2005年10月28日
新第一塩ビ、特殊塩ビ樹脂工場を愛媛に集約化
【カテゴリー】:経営
【関連企業・団体】:新第一塩ビ

 新第一塩ビ(本社:東京都港区、前田宣忠社長)は28日、出資会社である日本ゼオンとの特殊塩ビ樹脂製造に関する受委託契約を解消し、2008年3月末をもって高岡工場での特殊塩ビ樹脂生産を停止することで合意したと発表した。
 
 同社は今後、特殊塩ビ樹脂の生産を愛媛工場に集約し、汎用塩ビ樹脂を生産する千葉、徳山両工場と合わせて最適生産体制の構築を目指す。

 新第一塩ビは、1995年7月にトクヤマ、日本ゼオン、住友化学3社の塩ビ樹脂事業を引継ぐ製販一体会社として設立。生産は全て各出資会社と製造受委託契約を締結して運営している。
 
 工場は徳山、千葉、高岡、愛媛の4カ所にあり、汎用塩ビ樹脂はトクヤマ徳山製造所及び住友化学千葉工場に製造委託、特殊塩ビ樹脂は日本ゼオン高岡工場と住友化学愛媛工場に製造委託している。 

 高岡工場は操業後50年近くが経過しており、設備の老朽化とともに今後は維持・更新投資が増大する見通し。将来的な競争力強化を実現するためには愛媛工場に集約化することが最善と判断し、日本ゼオンの長期戦略とも合致したことから今回の合意に至った。

【新第一塩ビ株式会社の概要】  
◇資本金:20億円
◇売上高:267億円(平成16年度)
◇株主構成:トクヤマ 71%、日本ゼオン、住友化学 各14.5%

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1130482065.doc