2005年11月02日
プラ製容器包装の収集とリサイクルは順調
9月の引き取り量は前年の21%増に
【カテゴリー】:環境/安全(原料/樹脂/化成品、実績/統計)
【関連企業・団体】:日本容器包装リサイクル協会

 容器包装リサイクル法に基づく使用済みプラスチック製容器包装の回収と再商品化(リサイクル)活動は引き続き順調に推移しており、9月の実績も前年同月を上回った。前年同月割れが続いているPETボトルと大きく様相を異にしている。
 
 日本容器包装リサイクル協会の集計によると、同協会が9月中に全国の市町村から引き取ったプラスチック製容器包装の総数量は4万3,287トンで、前年同月の実績を20.8%上回っている。4月からの累計は26万6,803トンで、前年同期に比べると22.8%増ということになる。今年度の引き取り予定数量は前年度の実績の29%増の57万6,333トンとなっているが、このペースでいけば十分クリアできそう。
 
 9月の総引き取り数量には、白色発泡スチロール製食品用トレーの72トンが含まれている。同トレーを除くプラ製容器包装・いわゆるその他プラの数量は4万3,215トンで、前年同月を20.9%上回っている。4月からの累計は26万6,327トンで同22.9%増となっている。
 
 一方の再商品化数量は、プラ製容器包装全体の9月の総数量が2万8,459トンで7.6%増、累計が16万3,157トンで同14.0%増と、この場合も着実な伸びを続けている。
 うち、その他プラは9月が2万8,393トンで同7.8%増、累計が16万2,742トンで同14.1%増となっている。
 この中では、高炉還元剤としての利用が前年を大幅に下回っている点が特に目を引く。9月は2,742トンで前年同月の56.0%に縮小、累計は1万7,116トンで前年同期の60.5%に減っている。かつては最大の消費分野であったが、最近ではコークス炉化学原料化に主役の座を完全に渡している。高炉メーカーが稼働率向上のためコークスへの依存度を再び高める方向にあることが大きいと見られる。