2005年11月07日
石化協 「日中交流会議」活発に意見交換
【カテゴリー】:行政/団体(海外)
【関連企業・団体】:旭化成、住友化学、丸善石油化学、石油化学工業協会

 中国石化産業首脳との交流を深めようと、石化協の蛭田史郎会長(旭化成社長)、宮脇一郎副会長(住友化学専務)ら首脳11氏は4日、中国浙江省余姚(ユウヤオ)市を訪ね、中国石油・化学工業協会(CPCIA)の李勇武会長ら首脳と会談した。
 
 日中の石化協会代表による交流は03年11月4日、来日した譚竹州会長らを迎えて東京で第1回交流会議を開催して以来今回が2回目。中国側からは李会長をはじめ潘徳潤、楊偉才両副会長ほか10氏が出席し、石化産業の現状や双方にとって関心の高い問題について活発な意見交換を行なった。
 
 会議では、両会長の挨拶のあと、日本側から宮脇副会長が「日本の石化産業の現状と海外展開の方向」、また吉田寿夫・丸善石油化学専務が「日本の石油化学における保安対策」についてプレゼンテーションを行なった。
 
 このあと意見交換に入ったが、中国側はとくにわが国の省エネ、環境、保安対策と技術に高い関心を示し、今後とも引き続き情報交換を密接に行ないたいとの強い要望が出されたという。
 
 なお、日本の石化協首脳一行は、この日朝は余姚で開催された第7回中国プラスチック博覧会の開会式に出席し、会場内を見学した。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file1_1131348442.tif