| 2005年11月14日 |
| 中国のエチレン輸入が依然として活発 |
| 輸出も大幅増、1〜9月計が昨年計の3倍弱に |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品、実績/統計) 【関連企業・団体】:なし |
中国によるエチレンの輸入は依然として活発で、9月の輸入通関数量は前年同月を72.0%上回って8,721トンとなった。うち66.7%の5,821トンは日本からの輸出製品で占められている。前年同月に対する伸び率は21.2%。残りの2,900トンは韓国品で、前年同月の10.7倍となっている。 この結果、1月からの累計は7万7,084トンとなった。前年同期を59.1%上回っている。最も多いのは韓国品の4万6,150トンで、前年同期を64.7%上回っている。それに次ぐのは日本品の2万5,131トンで前年同期比は36.5%増となっている。これら両国で全体の92.5%を占めている。 中国の昨年の年間総輸入数量は前年比44.9%増の6万7,567トンであった。今年は1〜9月計ですでに昨年の総輸入量を14.1%上回っているわけ。過去最高の02年の年計の8万5,218トンを抜くのは時間の問題となってきた。 反面、輸出も活発だ。昨年9月はゼロであったが今年は5,225トンを輸出、その結果、1〜9月の総輸出量は6万1,862トントンとなった。前年同期の3.1倍に急膨張している。1〜9月の累計の仕向け国は台湾、日本、タイ、韓国、インドネシアなど合計8カ国におよんでいる。上位3カ国に対する輸出数量は、台湾向けが2万8,783トン、日本向けが1万2,365トン、タイ向けが6,541トンとなっている。いずれも前年同期の実績はゼロであった。 中国のエチレンの過去3年の年間輸出量は、02年が2万6,106トン、03年が3万2,065トン、04年が2万2,313トン--で推移してきた。今年は、BP/上海石化とBASF/揚子江の2大エチレンプラントが稼動を開始したことから輸出量も例年を大きく上回る規模に膨らんでいる。 なお、エチレンの1〜9月累計の輸出入バランスは1万5,222トンの入超となっている。前年同期に比べると46.5%減ということになる。 |