2005年12月05日
中国の汎用樹脂の輸入、10月は多くが前年割れ
合計6品種のうち前年超えはL-LとHDPEだけ
【カテゴリー】:実績/統計(海外、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:なし

 中国による汎用樹脂の10月の輸入はこれまでになく低調であった。前年同月の輸入量を上回ったのはL-LDPEとHDPEだけで、他のHP-LDPE、PP、PS、PVC-Hの4樹脂は全て前年同月割れとなった。
 
 合計6樹脂のうちの半数以上が前年同月を下回ったのは、2月いらいこれが今年に入ってからの2度目。うちPPの縮小幅はわずか0.1%減にすぎない。しかし他の3樹脂はいずれも前年同月を大幅に下回っている。PPは8ヶ月振りに前年同月を下回ったが、LDPEとPVC-Hは2ヶ月連続の前年同月割れであり、またPSは9月に8ヶ月振りの前年同月超えに転じたあと再び前年同月割れに戻っている。
 一方、前年同月を上回ったL-LDPEとHDPEはいずれも8ヶ月連続の前年同月超えとなった。伸び率もL-LDPEが65.5%、HDPEが10.5%とともに高い。
 
 この結果、今年1月から10月までの累計は前年同期超えと前年同期割れが3品種ずつとなった。L-LDPE、HDPE、PPの3品種が前年同期を上回っている反面、H−LDPE、PS、PVC-Hの3品種が前年同期を下回っている。このままいくと、今年も昨年と同様に中国の汎用樹脂の年計の輸入量は前年超えと前年割れとが3品種ずつとなる公算が濃厚といえる。
 
 汎用6樹脂の中国の10月の輸入通関数量は別表の通り。

【関連ファイル】
中国の汎用樹脂の10月の輸入数量
https://www.chem-t.com/news/files/tmp_file1_1133739907.xls