| 2005年12月05日 |
| 赤外・ラマン分光で、触れずに材質分析 |
| エス・ティ・ジャパンが高松古墳など対象に |
| 【カテゴリー】:新製品/新技術 【関連企業・団体】:なし |
分光技術・製品のエス・ティ・ジャパン(本社:東京都中央区、中川孝郎社長、Tel:03・3666・2561)は、手で触れられない文化財などの材質を赤外・ラマン分光法で分析できる技術の開発にのりだした。 分析データによって同技術は材料が使われた時代、保存修復の時期が分かるほか、がん作の見分けや医薬品の有効成分検査および分布の内容調査などに役立つ見込みである。 赤外・ラマン分光法で分析した場合、例えば高松塚古墳の材料や色が分析でき、色(青、ルビーなど)ではラマンスペクトルをとると、産地、年代が分かるという。(ラマンはインドの研究者の名前。レーザーを利用) 同社のこの技術開発は独立法人・科学技術振興機構の平成17年度革新技術開発事業に7月、採択された。「文化財測定用携帯型ラマンイメージング・顕微赤外分光装置の開発」のテーマ。手で運べるハンディタイプが対象。 研究資金は1億円、期間3年。埼玉大、国立歴史民族博物館などと協力すことにしている。同事業には日立製作所、NTTなど26件が採択(申請325件)された。 同社はこれまでに小型・高感度の顕微FTIR(赤外)システム,透過型グレーテング使用の顕微ラマン分光光度計、反応モニタリング・ラマン分光光度計などを製品化しており、これらの技術を生かす方針。 |