| 2005年12月07日 |
| 双方向で日中ビジネスをサポート |
| NPO・日中経営者協会が直接交流の場を設置 |
| 【カテゴリー】:海外(行政/団体) 【関連企業・団体】:なし |
日系企業の中国進出、中国企業の日本進出、両国の環境問題への取り組みなどをサポートする狙いでNPO・日中経営者協会が活動を開始した。同協会はさる8月に内閣府から認められた特定非営利活動法人。理事長に田邉敏憲・富士通総研首席研究員、常務理事に劉甚秋・レインボーインベストメント社長が就任している。 日系企業の中国進出では、同国での事業展開で商品、販売、人事などの戦力立案に当たって商習慣などの問題があり、的確な情報収集が求められている。とくに中小企業は資金力、経営力、販売力をどう活用するかが課題。最近は単なるコスト削減だけでなく市場戦略が重要になっている。 一方、日本の市場、ブランド、技術を求めて対日投資、進出する中国企業も出始めており、この場合、日本市場の情報が求められている。環境問題では日本の技術が求められている中でアジアを含めた交流が進む見通しにある。 こうした状況を踏まえて同協会は(1)日中情報の発信(2)中国民営企業との交流会(3)セミナー、イベント、勉強会の開催とミッションの派遣などの作業を行う。現在、会員を募集中。問い合わせはTEL03-5786-3477 また同協会では交流の第1弾として仏山・広州、南京(蕪湖)上海の自動車産業を視察する中国政府招待ミッション(1月16日から5日間)の派遣を予定している。 |