| 2005年12月13日 |
| 石化各社、1Qのナフサ価格予想を見直しへ |
| キロリットル4万6,500円との見方も |
| 【カテゴリー】:経営(原料/樹脂/化成品、市況) 【関連企業・団体】:なし |
石油化学各社は、ここにきて相次いで来年1〜3月期のナフサの予想価格の見直し作業に着手しはじめた。これは、11月第2週半ば以降軟化傾向をたどっていた国際スポット相場が12月に入って反騰、そしてその後も急カーブで上昇を続けていて先行きさらに値上がりする可能性も出てきた点を考慮してのもの。 しばらく前の時点では、多くの石化企業が同期のナフサ価格を国産品で1キロリットル当たり4万5,000円ていどと予想していた。今年10〜12月期の価格は7〜9月期を1万400円上回って4万7,500円となるものの、続く1〜3月期には2,500円ていど下がると判断する企業が大勢を占めていたわけ。 しかし今週に入ってからは、1〜3月期のドル単位の入手価格が当初の予想を大きく上回るレベルになるのが避けられないとの見方に変わってきている。10〜12月期を下回るのは確実としても下げ幅は当初の予想を大幅に下回るとの見方が圧倒的多数を占めるに至っている。10〜12月期の平均はトン当たり560ドルになると見られているが、1〜3月期は下がってもせいぜい540ドル強までと予想する向きが多くを占めている。また、為替は一段と円安に振れて118円になるとの見方が一般的となっている。 石化企業の中には、こうした点から判断して同期の国産ナフサ価格が4万6,500円になると想定して社内の誘導品部門に製品価格の据え置きを指示するところも現われている。10〜12月期のナフサ価格が当初の予想をキロリットル2,500円前後上回ることになるのが確実で、このため多くの誘導品の価格是正が同2,500円分未達となっている点を考慮してのものだ。年内にはほとんどの石化企業が見直し作業を終える見通しなので、その時点で各社がどういった価格政策を打ち出してくるかが注目される。 |