| 2005年12月16日 |
| 中国のPH企業も操業を短縮へ |
| アジア地域の減産企業は合計7社に |
| 【カテゴリー】:海外(原料/樹脂/化成品) 【関連企業・団体】:なし |
わが国のPH(フェノール)メーカーならびに大手商社によると、中国の高橋石油化学と燕山石油化学はこのほど相次いでPH設備の操業短縮に踏み切ったもよう。高橋石化は年産12万5,000トン設備の、また燕山石化は同15万トン装置の稼働率をそれぞれ80%程度に引き下げている様子。理由については、メカニカルの面によるものなのかあるいは需給調整策によるものなのかがいまはまだはっきりしない。 アジア地域では今年秋口から大手PHメーカーの減産が相次いでいる。合計4基のPH新・増設プラントの立ち上がりと中国のPH需要の伸び悩みによってアジア全体の需給バランスにギャップが生じてきたことに対応して三井化学やFCFCなどが最大40%から最小15%幅の生産調整に入っているところ。そこに今回の2社が加わったことで、アジア地域におけるPHの減産実施企業数は合計7社となった。 これによって、アジア地域の需給バランスはかなり改善が進んでいくと見られる。現在も市場の在庫は秋口以降順調に縮小しているもようで、最近は中国を始めとしたアジア各国の需要家からの引き合いが徐々に増えてきている。 |