| 2005年12月23日 |
| 中国、「産業構造調整指導リスト」を公表 |
| 産業分野を「奨励」「規制」「淘汰」に分類して調整 |
| 【カテゴリー】:行政/団体(海外) 【関連企業・団体】:なし |
(上海発=特約) 中国の発展改革委員会(NDRC)はこのほど、「産業構造の調整促進のための暫定規定」と「産業構造調整指導リスト」を公表した。このうち「指導リスト」は、産業分野を奨励対象、規制対象、淘汰対象の3種に分類している。奨励対象は539種、規制対象は190種、淘汰対象は399種。別荘やゴルフ場、競馬場の開発事業も規制対象に分類されており、今後の産業構造の調整で規制を受けることになる。 「指導リスト」のうち化学関連の主なものは以下の通り。 奨励対象 - 新しいバイオケミカル製品、ファインケミカル、フィルム素材の製造 - 新規で高性能かつ環境汚染のない触媒の開発、製造 - 有機シリコン、有機フッ素、高機能無機フッ素化学品の製造 - 無機ナノ材料、機能材料の製造 - 新タイプの染料、染料中間物の開発、製造 - 大規模芳香族計画 - 大規模エチレン計画(中国東部と沿岸部では能力80万トン以上、中国西部では60万トン以上)及び既存エチレンの拡張 - 大規模合成樹脂計画及び新プロセス・新製品の開発 - 大規模カプロラクタム・EG・アクリロニトリルの技術開発 - 大規模な合成ゴム、エマルジョン、TPEの革新技術の開発と新製品の製造 - コンパウンド材、機能ポリマー、エンプラ、低コストの新プラスティックアロイの製造 - オキシ法PVCで能力20万トン以上のもの - クロル法の酸化チタンの製造 - 燃料用アルコール、エーテルの製造 規制対象 - ポリエステルで DMT 原料のもの、及び能力10万トン/年以下のもの - PPで能力7万トン/年以下のもの - アクリロニトリルで能力10万トン/年以下のもの - ABSで能力10万トン/年以下のもの(塊状連続プロセスを除く) - エチレンで能力60万トン/年以下のもの - PVCで、オキシ法では 能力20万トン/年以下のもの、カーバイド法では能力12万トン/年以下のもの - SM で能力20万トン/年以下のもの(ドライガスエチルベンゼン法を除く) - PS で能力10万トン/年以下のもの - PTAで能力22.5万トン/年以下のもの - EO/MEG で能力20万トン/年以下のもの - カプロラクタムで能力10万トン/年以下のもの - 酢酸で、エチレン法では能力20万トン/年以下のもの、カルボニル合成では能力10万トン/年以下のもの - 苛性ソーダで能力15万トン/年以下のもの なお、 NDRC は2004年4月に通牒746号を出し、経済の過熱化を押さえ貸付リスクを管理するため、一定能力以下のプロジェクトや環境に悪影響を与えると見られる技術を使用するプロジェクトを規制の対象とした。 (既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=13625 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=13653 ) 今回の規制対象はほとんど、これと同じだが、カーバイド法PVCは前回は8万トン以下を規制対象としているが、今回は12万トン以下に引き上げられている。 |