2006年01月05日
帝人化成、中国にポリカーボネート第2プラント 建設開始
【カテゴリー】:経営(海外、原料/樹脂/化成品)
【関連企業・団体】:帝人化成

(上海発=特約)
 帝人化成は 浙江省嘉興市の乍浦石油化学工業団地で ポリカーボネート第2プラントの建設を開始した。能力は5万トンで、2006年後半のスタートを目指す。

 第1プラント(5万トン)は2005年前半にスタートしている。第1プラントの製品は主に電子・電機メーカーに販売されているが、第2プラントの製品は光学関係の需要家向けに販売される。
(第1プラントは既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=13571 )

 原料のビスフェノールAは、三井化学が上海で建設中のシノペックとの合弁会社から供給を受ける予定。上海シノペック高橋三井化学は三井化学とシノペックの50/50 JVで、上海ケミカルパークで12万トンのプラントを建設中である。
(既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=17372 )

 帝人化成は2004年12月にドイツのバイエルマテリアルサイエンスとの間でポリカーボネート樹脂事業において、グローバルで製品の相互供給を行うことで合意している。

 帝人化成は日本と中国、シンガポールで、バイエルはドイツ、ベルギー、アメリカ、タイの各国でポリカーボネート樹脂を生産しており、両社が各地域で操業している製造工場を有効に活用し、相互にポリカーボネート樹脂を供給することで生産の効率化と各市場に対する供給力の向上を図る。

 中国では、バイエルは2006年半ばに上海ケミカルパークで新工場(第1期10万トン)での生産を開始する予定で、両社はそれぞれ中国の工場で生産したポリカーボネート樹脂についても相互供給の一環とすることにしている。