2006年01月11日
中国、日韓のTDIダンピング税率を大幅見直し
三井武田ケミ3倍、日本ポリウレタンは12倍に
【カテゴリー】:行政/団体(海外)
【関連企業・団体】:なし

 中国商務部は10日、商務部公告2005年第115号を出し、以下の通り、日本と韓国からの輸入TDIに対するダンピング税率の見直しを発表した。

日本
  三井武田ケミカル    4% → 12.45%  
  日本ポリウレタン     5% → 60.02%  
  その他    49% → 60.02%  
             
韓国          
  DCケミカル   3% → 4.05%  
  韓国ファインケミカル   3% → 5.08%  
  BASF    5% → 15.78%  
  その他    5% → 61.14%  

 商務部は2002年5月に日本、韓国及び米国からの輸入TDIについてダンピング調査を開始し、2003年11月にクロの決定を行った。この結果、各社は上記(左)のダンピング税を課せられた。
 
なお、米国企業の税率は以下の通り          
  BASF   28%  
  バイエル   7%  
  その他   28%

(既報 http://www.chem-t.com/cgi-bin/passFile.php?NCODE=12393  )

 2004年12月、河北滄州大化TDI有限責任公司が、日本と韓国からの輸入TDIのダンピング幅がその後拡大しているとして、ダンピング率の再審査請求を行った。これを受けて、商務部は2005年2月3日に再審査の決定を行ったもの。米国品に関しては再審査の対象となっていない。

 なお、日本ポリウレタンは前回は5%と表示されていたが、今回は企業名がなく「その他」の扱い(60.02%)を受けることになる。