2006年01月19日
ポリオレフィンの12月出荷は3樹脂とも前年超え
PPは年間累計・12月単月で史上最高
【カテゴリー】:実績/統計
【関連企業・団体】:なし

 ポリオレフィン3樹脂の昨年12月の出荷数量は、3樹脂とも前年同月の実績を上回った。LDPEが4%、HDPEが1%、PPが5%それぞれ前年同月を上回っている。3樹脂揃っての前年同月超えは、昨年は9月に次いで2度目。うちPPの数量は12月単月の史上最大となった。同樹脂の前年同月超えはこれで6カ月連続に伸びた。
 
 一方の輸出は、LDPEが17%、PPが31%それぞれ大幅な伸びを遂げた半面、HDPEが引き続き不振で22%減となった。HDPEの前年同月割れは17カ月連続となった。

 また3樹脂の05年の総出荷数量は、PPが前年の実績を3%上回ったものの、LDPEは2%、HDPEは7%それぞれ下回った。
 
 PPは、国内向けがOPP向けやパレット・コンテナー向けの需要好調を支えに2%増えたのに加えて、輸出が中国向けを中心に8%の伸びを遂げたことによる。国内向けと出荷トータルはともに04年を上回り史上最大となった。
 
 これに対してLDPEとHDPEはいずれも国内向け、輸出とも前年を下回った。LDPEは国内向けが2%減、輸出が5%減。国内向けの減少は、最大消費分野のフィルム用の3%減が大きい。
 
 HDPEの出荷の内訳は、国内向けが3%減、輸出が29%減となっている。うち国内向けの落ち込みは、メーンのフィルム用の6%減と射出成形用の4%減によるもの。輸出の大幅減は、台湾や韓国との競争の激化による輸出採算の悪化を嫌って各社が成約を抑制してきたためと見られる。

ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1137656418.tif