| 2001年09月06日 |
| 北米の天然ガス価格、さらに下落 |
| エタン価格はトン当たり110ドルがらみ |
| 【カテゴリー】:海外 【関連企業・団体】:なし |
北米の天然ガス価格がここにきてさらに軟化している。直近の価格は、100万BTU当たり2.4ドルとなっている模様。過去のボトムにかなり接近してきたと言える。 北米の天然ガスの需給バランスと価格は、この2年弱で、過去に例を見ない大幅な変動を遂げてきた。2000年春頃までは同3ドル弱であったが、その後急騰して同年9月には同5.2ドルに達し、そして年末には同10ドルまで上がった。ところが、今年に入ってからは一転して徐々に下降線をたどり初めて7月下旬には同3ドルの大台を割り込み、さらにその後も軟化を続けているのが実情である。 この結果、石油化学原料の一つであるエタンの価格も急速に下降し、現在では1ガロン当たり20セントどころにあるといわれる。これを1トン当たりに換算すると110ドル~120ドルになるというのが関係筋の大方の見方である。最近のナフサのスポット相場のおおむね2分の1ということになる。 このため、当然のことながら北米の石油化学企業の間では原料の多くを再びエタンに依存する“ナフサ離れ現象”が一段と進んできている。これに伴いプロピレンの相場が急騰し、プロピレン系誘導品企業の採算は急速に悪化している。 |