2006年02月22日
協和メデックス、臨床検査試薬 「メタボリード」 新発売
【カテゴリー】:新製品/新技術(ファインケミカル)
【関連企業・団体】:協和メデックス

 協和メデックスは22日、米国で高脂血症の血液診断に使用されているレムナント様リポ蛋白コレステロールを測定する臨床検査試薬「メタボリードRemL−C」を新発売したと発表した。

 血清中のレムナントリポ蛋白と動脈硬化の関係が注目されているが、既存の測定法では、測定結果の正確性や操作性の問題、測定に時間がかかるなどの問題があった。

 今回発売した製品は、煩雑な前処理が不要で、汎用自動分析装置に適応可能。また測定時間も10分と、従来の測定法に比べ大幅に短縮された。界面活性剤・酵素を用いた液状試薬で、カイロミクロンレムナント及びVLDLレムナント中のコレステロールを選択的に界面活性剤、酵素で可溶化し測定する。
                  
ニュースリリース参照
http://www.chem-t.com/fax/images/tmp_file2_1140578066.doc